
生命保険の中でも保障期間が一番長い終身保険ですが、目的や活用方法が人やかけ方によって全然違うかと思います。
お金をためたり、相続対策や一生涯の保障や貯蓄目的などの多数の用途がありますが、「これは持っていたほうが良いのでしょうか?」と不安に思われている方が一定数いらっしゃいます。
今回はそんな終身保険に触れていきます。
そもそも終身保険とは?
名前の通りで保障が一生涯続きます。
途中で保険料が変わることもなく持つことが出来ます。
お金が貯まるタイプのものも多く掛け捨てでは無いこともあります。
近年ではお金は貯まらないけど一生涯つづくタイプも増えてきています。
また保障期間は一生涯続きますが、保険料を支払う期間を短くし老後には支出がない状態で保障だけは効果がある状態も作れるような特徴があります。
メリット
・支払う保険料が変化しません。
・保障が一生涯続きます。
・貯蓄性があります。(無いものもあります。)
デメリット
・定期保険よりも割高の場合が多いです。
便利な使い方
・年金形式で受け取る
商品によっては中に貯まっているお金を年金形式で受取る事ができます。
・一部解約し現金を受け取ることも出来ます。
残っている部分は一生涯の保障として持ち続けることが可能なため、
家計の変化とともに保険からお金を出したり出来ます。
・途中で払込だけを辞めることも可能です。
その時の解約返戻金を元に保障額は下がりますが一生涯保障は続きます。
この方法を払済と言いますが、特別条件が付いていないことなどの払済にするための条件があることが多いです。
・相続対策に利用しやすいです。
法定相続人×500万円 の非課税枠や遺留分対策などの様々な相続や相続税の対策にも利用可能です。【お金の話】相続時の負担を減らす為に最低限抑えておくべきポイントとは?(2023年1月現在)
まとめ
最近は中々選ばれなくなってきたイメージがある終身保険について触れてみました。
今持っている方も今持たれていない方も家庭の状況や必要性によっては持たれると何かしらメリットはあるかと思います。
または、ただ掛け捨てが嫌だからという理由で終身保険をかけられている方もいらっしゃいますが、まずは目的や使うときをイメージしてご自身にあったものを持たれてください。
この記事が皆様の生活の一助となれば幸いです。
お読みいただきありがとうございました。

