【お金の話】「新NISA」とは?現在の変更案のまとめ(2023年2月現在)

【資産形成】【資産運用】【貯蓄】

現在は「一般NISA」と「つみたてNISA」と「ジュニアNISA」がありますが、来年の1月から変更される新NISAとはどのようなものなのか?

良くなったのか?悪くなったのか?

現在出ている情報をまとめてみました。

※あくまで現在出ている案なので変更される場合もあります。


新NISAとは?

2024年の1月から予定されている、新NISAとは現在の「一般NISA」と「つみたてNISA」が合体したような形になっています。

現行NISAは上記の2つに別れており、どちらかしかできないようになっていますが、新NISAは一本化されているためどちらかを選ぶ必要がなくなりました。

新NISA内部にて「つみたて枠」と「成長投資枠」にわかれており、それぞれが「つみたてNISA」と「一般NISA」の特徴を持っています。

また、NISA制度が今回の改正によりすごくメリットが増えており良くなっています。

つぎに変更点をまとめていきます。

現行NISAからの変更点は?

・NISAが一本化されました。

・投資上限額の拡充。

・非課税期間の拡充。

・投資限度額の再利用が可能に。

上記のような変更点が挙げられますが、一本化については冒頭でふれておりますので、それ以外の部分を詳しく見ていきます。

投資上限額の拡充

新NISAでは、生涯における非課税での投資限度額が1800万円になり、

年間投資額が360万円に増える予定です。内訳は、

・「つみたて枠」が120万円

・「成長投資枠」が240万円

合計360万円となります。

投資対象の商品に関しては

・「つみたて枠」、積立に適した投資信託

・「成長投資枠」、上場株式や投資信託

となっています。

凄く幅が広がっていますね(^o^)

非課税期間の拡充

非課税期間が現在は「つみたてNISA」が20年、「一般NISA」が5年となっていますが、

次の新NISAでは、そのような期間の区切りがなくなり、

非課税期間が無期限になる予定です。

これもかなりの良い改正かと思います。

投資限度額の再利用が可能に

ここが最大の変更点になってきますが、投資枠の再利用が出来るようになります

例えば新NISAを通して買っていた投資信託の運用が良く利益が出たため、1年分の積立枠の120万円とその利益分を一部解約したとしたら、

翌年から120万円分の枠が復活します。

生涯で1800万円までのお金が非課税で運用できるのですが、途中で一部解約したらその分がら翌年に戻ってくるため、現金化するための心のハードルも下がります。

これも凄く良い変更点です。

まとめ

新NISAについて現在(2023年2月現在)でわかっていること(改正案)をまとめてみましたが、いかがでしたか?

個人的にはメリットが増えすぎて凄く良い改正かと思います。

来年の1月からは新NISAになる予定ですので、今年のうちから新NISAに対する準備に取りかかってもよいかと思います。

現行NISAについてはこちら↓

【お金の話】「つみたてNISA」とは?メリットやデメリットはどんな事?(2022年12月時点)

【お金の話】終了間近のジュニアNISAとは?今だからこその魅力とは?(2023年1月現在)

【お金の話】一般NISAとは?来年、新NISAになる前に始めた方が良いのか?(2023年1月現在)

この記事が皆様の実生活に少しでもお役に立てますと幸いです。

お読みいただき、ありがとうございました。



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