【お金の話】分散投資とは?②通貨分散についてわかりやすくお伝えします。

【資産形成】【資産運用】【貯蓄】

今回は通貨分散について触れていきます。今回の記事も前回に引き続き投資初心者向けとなります。

この記事を読んでいただくことで外貨を持つメリットやデメリットについてイメージできるようになるかと思います。


クイズ

1つクイズです。

1ドル100円が1ドル80円になりました。これは円高ですか?円安ですか?

はい。おっしゃる通り円高です。

意外と逆に覚えてらっしゃる方もいますので、クイズにしてみました。

分散投資について

通貨分散・・・通貨を円だけでなく外貨でも持つこと。

そのままですねm(_ _)m

ちなみに時間分散については前回の記事をご参照ください→分散投資とは?① 

資産分散には次回触れます。

まずは通貨分散について触れていきます。

今の為替は円高?円安?(2022年12月現在)

2022年12月現在、為替の状況としては

皆さん御存知の通り円安かと思います。

円安とは、字の通りで、円の価値が安くなっています。

「日本に住んでて、外貨持ってないから円安なんて関係無い」

と思われれている方もいらっしゃるかと思います。

日本に住んでいても円に安の影響を受けている(・_・)

日本に住んでいるだけで円安の影響は受けています。

それは、物価にも影響があるからです。

日本は食料自給率等なかなか日本国内だけでは生産できておらず輸入に頼っている事が多々あります。

ちなみに日本の食料自給率は約3〜4割だと言われています。(2022年12月現在)

仮に1日3食、食べるとしたら、1食分しかまかなえない計算になります。

では足りない分を外国から輸入します。

すると、外国のものを買うときは円ではなく、その国の通貨にて取引します。

円安だと円の価値が下がっているので、

今までよりより多くのお金を払わないと、今までと同じ量を買えないことになります。

この事により、仕入れ値が上がり、小売価格の上昇に繋がってしまいます。

なので日本に住んでいても、目には見えないところで為替の影響を受けていることになります。

通貨を分けるメリット、デメリットは?

メリット

・外貨の金利を受けることが出来る(日本よりも外国の方が金利が高い(2022年12月現在))

・買った時より円安になれば、円に戻すと利益がでる。

・仮に日本が衰退しても資産価値のリスク分散ができる。

デメリット(注意点)

・為替手数料がかかる

・買った時より円高になれば、円に戻すと損失が出る。

・仮に保有している外貨の国が衰退すると価値がなくなる。

上記のようなことがあげられるかと思います。

本記事のまとめ

個人的な意見をのべさせていただくと、今後の為替がどうなるのかは誰にもわかりません。

ただ、日本の人口で見てみるとやはり減ってきています。一方世界では人口が増えてきている国も多々あります。

やはり、人がいるのは活力の源だと思います。人財という言葉もありますので。

では今後人口が減る国と増えていく国(変わらない国)、どちらの方が通貨の価値は将来安定していきそうでしょうか?

現在は円だけ持っているのもリスクだといわれている時代です。

もちろんリスクは必ずあるので、軽はずみに外貨を保有したが良いとは言いませんが、

今後、外貨保有を検討するには十二分に値すると思います。

お読みいただきありがとうございました。


ひそりFPブログ  2022年12月開設

このブログでは、普段FP(ファイナンシャルプランナー)として活動していく中で、私自身が「もっと早くから知っておきたかったこと」、「絶対に知っておいたほうが良いこと」をメインに投稿していき、皆様の日々の生活や問題解決の一助になれればと思い、日々執筆しています。

私自身が、学歴もなく何も知らないまま損をしていたり失敗をしてしまった経験があります。

正直、後悔の念もあります。

そんな私も子どもが出来、子どもたちには自分のような後悔はしてほしくないと思うようになってきました。

そして、綺麗事ではなく、私が出会う方にも子どもさんがいたり、大切なご家族のために同じ想いをしてほしくないなと思っています。

情報があふれるこの時代でブログを書いたからと言って何名の方の目にとまるかも見ていただけるかもわかりません。

ですが、見ていただいた方のなにか一つでもお役に立ち、実生活に活かせれるような投稿ができればと思っています。


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