
最近話題のiDeCoですが、始めるまでは簡単ですが満期近くを不安に思ってる方がいらっしゃいます。
または家計が急変してお金を入れていくのを中断せざるおえない状況になるかもしれません。
今回の記事をそんなときの解決法の一助にしてもらえればと思います。
そもそもiDeCoとは?
運用益が非課税でうけとれる税制優遇付きの将来への資産形成です。
所得控除などもあり、注目があつまっている資産形成法です。
iDeCoの詳しい内容は以前ご紹介したこちらから↓
【お金の話】iDeCo とは? 今さら聞けないメリット、デメリットは?(2022年12月時点)
ではiDeCo満期前にすべきことは?
結論となるのがこの部分ですが、ズバリ
「スイッチングをする」
です。
スイッチングとは、仮に現在が株式比率高めのファンドに入れている場合に、定期預金などの安定ファンドに資産を移すことです。
具体的にお伝えすると、例えば65歳が満期だとして、
64才児店で株価が極端に上昇しiDeCo内部の資産が大きくなったとします。
そしたら皆様どうでしょう?受け取る時にそこよりも金額が減っていたら嫌ではありませんか?
私は嫌です(・_・)
なので、この時点がピークかなと思う時に先程スイッチングを行っていただくと利確が出来ます。
利確の為のスイッチングのメリット、デメリットは?
メリット
・受け取れる金額が明確になる
・資産が減るリスクが極端に下がる
デメリット
・利確後にスイッチング前の投資信託等が向上した場合に、その恩恵を受けれなくなる
上記のようなことが挙げられるかと思います。
私個人としては安全に受け取るためにスイッチングした方が良いかなと思っています。
大切に育てたiDeCo。その受け取り方法は?
iDeCoには受け取り方が2パターン用意されています。
また受け取り方に応じて税制も変わります。
・一括受取(退職所得扱いで退職所得控除が受けれる)
・年金受取(雑所得として公的年金控除が受けれる)
・一部を一括で受取り、残りを年金で受け取る
上記の3パターンがあります。
会社からいただける退職金額や勤続年数などで、恩恵を受けれる金額が人それぞれ変わってくる部分なので、あらかじめ確認しておき、ご自身やご家庭に一番合った方法をご選択ください。
ちなみにですが、iDeCoは途中で積立を辞めることは可能ですが、途中でお金をおろしたりは原則として出来ません。
そこはご了承の上でiDeCoは老後のための貯蓄と完全に割り切って取り組まれてみてください。
まとめ
今回はiDeCoについて触れさせていただきました。
満期前などにスイッチングを検討する事で受け取れる金額が減ってしまうリスクや、実際に受け取れる金額の可視化に繋がるかと思います。
スイッチングという考え方が選択肢に入るだけで少しは不安が取り除けたよとおもっていただけた方がいたら幸いです。お読みいただきありがとうございました。

ひそりFPブログ 2022年12月開設
このブログでは、普段FP(ファイナンシャルプランナー)として活動していく中で、私自身が「もっと早くから知っておきたかったこと」、「絶対に知っておいたほうが良いこと」をメインに投稿していき、皆様の日々の生活や問題解決の一助になれればと思い、日々執筆しています。
私自身が、学歴もなく何も知らないまま損をしていたり失敗をしてしまった経験があります。
正直、後悔の念もあります。
そんな私も子どもが出来、子どもたちには自分のような後悔はしてほしくないと思うようになってきました。
そして、綺麗事ではなく、私が出会う方にも子どもさんがいたり、大切なご家族のために同じ想いをしてほしくないなと思っています。
情報があふれるこの時代でブログを書いたからと言って何名の方の目にとまるかも見ていただけるかもわかりません。


