【お金の話】外貨建一時払終身保険。円安の今だからこその選び方とは?(2023年1月現在)

【生命保険】【損害保険】【公的保険】

相続対策や、将来の解約返戻金目的でお金の置き場所にできる、外貨建て一時払い終身保険を銀行や保険会社の方から勧められた方も多いかと思います。

円高や円安などの為替リスクがあり、

最低100万円は払わないと加入出来ないタイプが多く、加入時に少し勇気がいる一時払いの外貨建保険。

特に円安な今、そこを検討するメリットは有るのか?について触れていきます。


この記事の結論

2023年1月現在は、円安だけど米国債券の利率が高めです。

よって、私個人の考え(結論)としては、

①市場価格調整付きの商品は買うメリット高めです。

②市場価格調整無しの商品は買うメリット低めです。

市場価格調整とは?

市場価格調整付きの商品は、解約する際の市場金利に応じて解約返戻金が増減します。

ざっくりお伝えすると将来の解約時に、今よりも米国債券の金利が下がっていれば良い。

ということになります。

市場価格調整付きの商品は債券連動となっています。

よって、確かに円安だけど、米国債券の利率が高めだから買い時。

となります。

逆に今とは真逆の円高で米国債券の利率が低い場合は、

市場価格調整無しのものへ加入されたほうが得策かと思います。

円高、円安について触れておきます。

円高とは?

その名の通り円の価値が高いです。

外国から輸入する際は円高のときの方が安く仕入れが出来ます。

今日が1ドル100円だとしたら、1ドルあたり100円を割れば円高となります。

円安とは?

その名の通り円の価値が安いです。

外国から輸入する際は高くつきます。

今日が1ドル100円だとしたら、101円以上になれば円安となります。

外貨建一時払い終身保険のメリット

・月々の保険料負担がない。

・年に一度、配当を貰えるタイプも有る。

・日本円の商品よりも利率が高く設定されている。

・相続税対策になる

外貨建一時払い終身保険のデメリット

・為替の影響を受ける(良くも悪くも)

・元本割れのリスクもある(特に早期解約時)

・市場価格調整の影響を受ける(良くも悪くも)

※為替や市場価格調整は恩恵をもたらしてくれることあれば、損失に繋がることもあります。

本記事のまとめ

まとめとしましては、

外貨建一時払い終身保険は加入のタイミングによって商品の選び方を変える!

ということが大事になります。

・円高か円安か?

・米国債券の金利は高いのか安いのか?

等を見ながら商品の選択をされてください。

外貨を持つこと自体のメリットなどは下記の記事にまとめています↓

【お金の話】分散投資とは?②通貨分散についてわかりやすくお伝えします。

本日の内容はいかがでしたか?

皆様の実生活に少しでもお役に立ちますと大変嬉しく思います。

お読みいただきありがとうございました。


ひそりFPブログ  2022年12月開設

このブログでは、普段FP(ファイナンシャルプランナー)として活動していく中で、私自身が「もっと早くから知っておきたかったこと」、「絶対に知っておいたほうが良いこと」をメインに投稿していき、皆様の日々の生活や問題解決の一助になれればと思い、日々執筆しています。

私自身が、学歴もなく何も知らないまま損をしていたり失敗をしてしまった経験があります。

正直、後悔の念もあります。

そんな私も子どもが出来、子どもたちには自分のような後悔はしてほしくないと思うようになってきました。

そして、綺麗事ではなく、私が出会う方にも子どもさんがいたり、大切なご家族のために同じ想いをしてほしくないなと思っています。

情報があふれるこの時代でブログを書いたからと言って何名の方の目にとまるかも見ていただけるかもわかりません。

ですが、見ていただいた方のなにか一つでもお役に立ち、実生活に活かせれるような投稿ができればと思っています。


 

 

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